大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

仕上げ磨きが「イヤイヤ」から「してして」に変わる魔法の考え方

2026年2月17日 大名歯科院長
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仕上げ磨き、もう頑張らなくていい?

仕上げ磨きに苦戦中のママへ。「完璧」を目指さなくて大丈夫です

毎日の仕上げ磨き、お子さんが暴れて泣いて、ヘトヘトになっていませんか?
「しっかり磨かないと虫歯になっちゃう!」と必死になる気持ち、痛いほど分かります。

でも、まずは一つだけ知ってください。
「仕上げ磨きだけでは、虫歯は防げません」

これを知るだけで、少し肩の力が抜けませんか?
仕上げ磨きの本当の目的は、汚れを落とすこと以上に、お口の中の「チェック」と親子の「コミュニケーション」にあります。

ママが怖い顔をして押さえつけてしまっては、子供は歯磨きが大嫌いになってしまいます。
まずは表情を緩めて、痛くないように、適当で構いません。
「楽しい時間」を演出して、お子さんが自分から「やってー」とゴロンしてくるのを気長に待ちましょう。

「歯磨き=虫歯にならない」は迷信?

  • 毎日一生懸命歯磨きしているのに、虫歯になる人。
  • あまり磨いていないのに、全然虫歯にならない人。

周りにどちらもいませんか?
もしお子さんに「歯磨きしないと虫歯になるよ!」と言っているなら、それは少し誤解があるかもしれません。

実は、厚生労働省も『歯磨きだけでは虫歯は防げない』という趣旨の情報を発信しています。虫歯になる原因は「磨き残し」だけではなく、食生活や唾液の質、フッ素の活用など、他に大きな要因があるからです。

歯の溝が黒いのは「磨き方が悪い」からではありません

お子さんの奥歯を見て、溝が黒くなっているのを見つけてショックを受けたことはありませんか?
「私がもっとしっかり磨いてあげていれば…」と自分を責める必要はありません。

断言しますが、どんなに歯磨きを頑張っても、歯ブラシの毛先は歯の細かい溝の奥までは届きません。
物理的に届かない場所が黒くなるのは、磨き方のせいではないのです。

では、どうすれば防げるのか?
その具体的な予防対策については、私の著書や当院(大名歯科)のホームページで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

絵本とは違う?虫歯のリアルな正体

子供向けの絵本では、バイ菌がツルハシを持って歯をカッチンカッチンと工事しているイラストがよく描かれていますよね。
でも、実際の虫歯のメカニズムはもう少し生々しいものです。

ここからは少しリアルな話になりますが、虫歯菌は口の中の「糖分」を食べます。
そして、食べた後に「ウンチ(プラーク/歯垢)」をし、そのウンチでお家を作ります。さらに、そのお家の中で「シッコ(酸)」をします。

この「酸(シッコ)」が歯を溶かして穴を開ける。これが虫歯の正体です。

「お口の中にウンチやシッコがある」なんて聞くと、ちょっと気持ち悪くて絵本にはできないかもしれません。でも、この仕組みを知っておくことが、本当の予防への第一歩なのです。


大名歯科(Ohmyo Dental Office)
「歯磨きしなさい」と怒る前に、正しい予防の知識を一緒に学びましょう。


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