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「上下の歯が触れている」だけでアウト?歯科難民にならないためのTCH対策

2026年2月18日 大名歯科院長
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「歯を食いしばって頑張る」が、あなたの体を壊しています

「辛いときこそ、歯を食いしばって頑張れ!」
昔から根性論や精神論としてよく使われるこの言葉。しかし、歯科医の立場から言わせてください。

その「頑張り方」は、お口にとって非常に危険です。

真面目で頑張り屋さんな方ほど、仕事中や集中している時に無意識に奥歯をギュッと噛み締めています。その結果、歯が割れたり、顎が痛くなったり(顎関節症)、ひどい場合は肩こりや偏頭痛まで引き起こします。

「頑張る=歯を食いしばる」という思い込みは、今日で捨ててください。
一流のスポーツ選手や集中力が高い人は、リラックスして「歯を離して」パフォーマンスを発揮しています。

上下の歯が触れていませんか?(TCHという病気)

今、この文章を読んでいるあなたの口元を確認してみてください。
上の歯と下の歯、触れていませんか?

もし、カチッと触れているなら、それは「TCH(歯列接触癖)」という悪いクセです。
本来、人間の歯が接触するのは「食事」と「嚥下(飲み込む時)」の瞬間だけ。1日合計してもわずか20分程度と言われています。

それ以外の時間に歯が触れていることは、たとえ弱い力であっても、顎の筋肉や関節にとってはずっと筋トレをしているようなもの。異常な負担がかかり続けているのです。

「歯科治療難民」にならないために

「どこに行っても歯の痛みが治らない」「治療してもすぐ詰め物が取れる」
そう嘆く患者様の中には、この「食いしばり」や「TCH」の指摘をなかなか受け入れてくださらない方がいらっしゃいます。

「私は食いしばっていません」
「触れているのが普通だと思っていました」

ご自身のクセを自覚し、素直に改善しようとする意識がなければ、どんな名医が治療しても根本解決には至りません。どうか、ご自身の歯を守るために「歯を離す」意識を持ってください。

昼寝の「うつ伏せ寝」は顎関節症の引き金に

ちょっとした休憩の「昼寝」。目覚めた時に、歯や顎に違和感や痛みを感じたことはありませんか?

「短い時間だから」と油断してはいけません。
短時間だからこそ深く眠ろうとして、無意識に猛烈な力で噛み締めていることが多いのです。

特に危険なのが、机に突っ伏して寝る「うつ伏せ寝」です。
自重で顎が圧迫され、さらに下顎が後ろに押し込まれるような力が加わります。この状態で食いしばると、顎関節へのダメージは計り知れません。

昼寝をする際も、夜寝る時と同じように、首や顎に負担のかからない「体勢(姿勢)」を心がけてください。

「唇を閉じて、歯は離す」
これが、健康な口腔内を保つための合言葉です。


大名歯科(Ohmyo Dental Office)
原因不明の歯や顎の痛み、まずはご相談ください。


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