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噛むことの安全運転: 歯と食事の事故を防ぐために

2024年1月14日 大名歯科院長
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現代の加工食が安全性を重視している中、噛むスピードをゆるめることを怠る人が増加しています。歯と食べ物、あるいは歯同士の衝突事故が頻発し、大事故の前に安全な咀嚼習慣を身につけましょう。

噛む際に注意すべきは、歯の間に食べ物が挟まることです。これが不快であるだけでなく、取れない場合は虫歯のリスクが上昇します。ゆっくりとした咀嚼が、歯の動きを抑える効果があります。

食事中の噛み方には「アクセル噛み」と「ブレーキ噛み」があります。アクセル噛みは食物への破壊力が大きく、早食いに向いていますが、歯へのダメージも大きいため注意が必要です。咀嚼は安全な運転と同様で、ブレーキを踏んで減速することが原則です。

咀嚼を「居眠り運転」と例え、危険性を認識させます。早噛みは咀嚼の居眠り運転であり、壁にぶつかる前にブレーキを踏むような安全な咀嚼が求められます。歯にもシートベルトのような保護が必要で、安全運転を心掛けましょう。


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