キシリトールと虫歯予防の真実


まず、お食事中の方は申し訳ありません。写真は私の車のガム壺です。
私は20年以上、ガムを噛み続けています。寝る時、食べる時、歯みがきの時、仕事の時以外ずっと噛んでいました。その理由は私も虫歯に悩まされていたからです。
恥ずかしい話ですが、小学生のころから、勤務医1年目くらいまでは毎年1~2本くらい虫歯ができ、治療してもらっていました。愚かにも、毎度治療終了日からはしばらく一生懸命歯みがきしておりました。でもまた虫歯になってしまうのです。「歯みがきしないと虫歯になるよ」に歯学生時代、大変疑問を持ち始めました。
勤務医時代に出会ったキシリトールガムの「これを噛めば噛むほど虫歯菌が減る」というロッテの宣伝文句に感銘をうけ、噛み始めました。他にももっと大事な虫歯予防習慣要素はありますが、このガムのおかげで虫歯は全くできなくなりました。
ところが10年くらい前に詰め物が取れてしまい、半年以上放置しておりました。そんな歯科医師あるまじき歯が2か所もありましたが、虫歯になることはありませんでした。つまり虫歯予防プログラムを実践すると、詰め物が取れても虫歯があっても、虫歯ができたり進んだりすることは決してないのです。そのひとつがシュガーレスガムのだらがみによる唾液パワーです。
キシリトールは虫歯を予防しないとネガティブキャンペーンが出てますが、ほぼその通りだと思います。その証拠がこの写真です。まだ、味(キシリトール成分)が残っているものもありますが唾液のおかげで細菌がほとんど繁殖しておりません。キシリトールが細菌を直接やっつけるのではなく、唾液の抗菌力が効果を発揮していると自解しました。副作用の全くない唾液で病気を予防しましょう。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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