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✨「有名だから安心?」肩書きより大事な“歯医者の本当の実力”とは

2025年8月25日 大名歯科院長
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「◯◯大学で研修した」「海外で何年勉強した」──歯医者のプロフィールでよく見かける肩書きや経歴。たしかに“すごそう”に聞こえますよね。

でも実は、それだけで治療のうまさや安心感が保証されるわけではないんです。

歯科の世界も料理の世界と同じ。立派な肩書きがなくても、美味しい料理を作れるシェフがいるように、歯医者も“実力のある人”は必ずしも有名ではありません。

大きな病院や大学病院にいる歯医者さんは、分業制で仕事をしています。若い先生は「同じ治療だけ」「治療より基礎研究」といった役割に長く携わることも多く、幅広い治療を経験できないことがあります。もちろん基礎練習としては大切ですが、「いざ自分で全部治療を任される」となると、経験不足で対応が難しい場合もあるのです。

一方、小さな町の歯医者では「何でも自分でやらないといけない」環境です。虫歯治療、歯周病、入れ歯、インプラント、さらにはお子さんから高齢の方まで──日々、幅広い症例を診ています。だからこそ、応用力や臨機応変な判断力が自然と鍛えられていきます。

患者さんからすれば「有名病院出身=安心」と思いがちですが、本当に大事なのは“その先生がどれだけ幅広い経験を積んできたか”です。

👉 歯医者選びのポイント

肩書きや経歴は「参考」程度に見る 実際に幅広い治療をしてきた経験があるかどうかが大切 患者さんと真剣に向き合ってきた歯医者ほど、安心して任せられる

つまり、看板よりも「先生がどんな治療をしてきたか」「どんな思いで診療しているか」を見ることが、良い歯医者さんを選ぶ一番の近道なんです。


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