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たった一口の差が健康寿命を変える!? “30回噛めない人”が知らない食欲の秋の落とし穴

2025年10月13日 大名歯科院長
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一口を30回噛むと、食べ物は細かく砕かれ、唾液としっかり混ざります。

この唾液こそが、消化を助け、食中毒を防ぎ、免疫を守る天然の薬なんです。

たとえば、焼きサンマを食べるとき。

「うまい!」と感じるのは、じっくり噛んで脂と香ばしさが混ざった瞬間。

10回で飲み込む人と、30回噛む人とでは、満足感も栄養吸収もまるで違います。

でも現実は、30回も噛めない人ばかり。

その原因は意外と単純で、

①いきなり奥歯で噛み始めること

②顎を速く動かすこと

この2つが大きなNGです。

まずは前歯や犬歯で軽く噛みちぎってから奥歯へ。

そして、太極拳のようにゆっくり顎を動かす。

これだけで、唾液の量が2倍近くに増え、胃腸の負担が激減します。

食欲の秋こそ、“噛み方”を味わう季節。

「30回噛む」は目標ではなく、体の調律法なんです。

今日のごはん、一口だけ“ゆっくりモード”で始めてみませんか?


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