【事実】グルコサミンより“ゆっくり運動”。膝も顎も、止まらない安静が効く!
膝が痛むと、グルコサミンを飲んでひたすら安静…になりがちです。でも、同じ姿勢で固め続けるほど関節はこわばり、回復は遠のきます。医師から「絶対安静」と言われている場合を除けば、痛みが許す範囲で“ゆっくり動かす”ことが近道。グルコサミンに頼らなくても良くなりますし、頼ってもそれだけで良くなるわけではありません。
この考え方は顎関節も同じ。ダッシュや連続ジャンプのような強負荷は避け、“歩くようにスローモーションで”が合言葉です。
歯を当てないまま、1cm開けて5秒で開閉×10回。 舌先を上あご(スポット)につけたまま、小さく開閉×10回。 仕事中の合図に、付せんへ「噛みしめ注意」と書いてモニター端に。気づいたら肩を下げて深呼吸。
例えば
「今日は階段がつらい。だから1フロアだけ階段+残りはエレベーターにする。」 「膝が重だるい日は、5秒で曲げて5秒で伸ばすゆっくり体操だけでもいい。」 「噛みしめていると気づいたら、口をそっと1cm開けて“う”の口にする。」
膝の“止まらない安静”のコツ(1~2分でOK)
椅子に浅く座り、足首だけパタパタ:左右各20回。 仰向けで膝の曲げ伸ばし:5秒で曲げ、5秒で伸ばす×10回。 壁に手を当ててミニスクワット:しゃがみすぎず、3秒で下りて3秒で戻る×5回。
顎関節の“歩くように動かす”コツ
NG行動
痛みがどんどん増える無理な運動、連続ジャンプ・ダッシュ・強い噛みしめは避ける。 熱感や腫れが強い急性期はまず炎症ケアを。長引く痛みやロッキング感は専門医に相談を。
サプリより、毎日の“1~2分のゆっくり動き”が関節に届きます。
止めない安静=やさしく動かし続けることを、今日から。
Author Profile
- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
歯科2025.11.02親知らずが痛むのは“運”じゃない!? 抜くタイミングで人生が変わる未来
健康2025.11.01体重だけを減らすダイエットは“危険信号”⁉︎―見た目が変わらない本当の理由―
歯科2025.10.31奥歯が前歯より先にダメになる本当の理由──歯科医が教える“噛み合わせの落とし穴”
健康2025.10.30食欲の秋こそ“あきらめダイエット”!? 歯科医が語るカロリー計算の落とし穴
この記事をFacebookでシェアする














