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ついつい噛みしめ癖が歯を壊す!? マウスピースで歯と顎を守る新常識

2025年9月21日 大名歯科院長
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体のどこかに痛みがあると、人は無意識にバランスを取ろうとして、痛い部分をかばいます。そのとき、精神的ストレスと同じように「ついつい噛みしめてしまう」ことが多いのです。結果として、歯が割れたり、顎に痛みが出たりすることがあります。

例えば、腰痛持ちの方が「腰をかばっていたら、気がつけば夜中に歯をギリギリしていた」とおっしゃることがあります。また、肩こりが強い人が「昼間は大丈夫なのに、朝起きたら顎がだるい」と感じるのも、寝ている間に噛みしめてしまったサインです。

この“ついつい”から歯や顎を守るには、マウスピースを活用するのが有効です。マウスピースを入れてリハビリをしたり、日常生活の中で使ったりすることで、歯へのダメージを防ぎ、顎関節の負担も軽減できます。スポーツ選手が試合でマウスピースをつけるのは、歯を守るだけでなく、体全体のパフォーマンスを保つためでもあるのです。

「ただの癖」と軽く考えず、歯や顎のSOSを見逃さないことが大切です。


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