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入れ歯が痛い・合わない・なくした!? トラブルを防ぐ3つの鉄則

2025年11月7日 大名歯科院長
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歯を失うと転倒リスク2.5倍!? 体のバランスと噛み合わせの意外な関係

歯を失って義歯(入れ歯)を入れないままで過ごしていませんか?
実は、歯を失ったまま放置すると転倒リスクが2.5倍に上がることが分かっています。
一見関係なさそうですが、「噛み合わせのバランス=体のバランス」。
顎がズレれば、重心もズレて姿勢が不安定になり、つまずきやすくなるのです。

特に高齢者では、転倒が寝たきりの原因の第1位。
「まだ噛めるから大丈夫」と思っても、かみ合わせの崩れは体の軸を狂わせ、全身の健康に影響します。
大怪我をする前に、歯と体のバランスを一緒に整えましょう。

義歯はスグに噛めない? 本当のリハビリは“ここから”

歯が抜けてしまったあと、「早く新しい入れ歯を入れて、また噛めるようになりたい」と思いますよね。
しかし、義歯は“入れた日から完璧に噛める”ものではありません。

義足がスグに歩けるようにならないように、義歯も口の筋肉・舌・顎関節との連携が整うまでリハビリが必要です。
最初は違和感があって当然。焦らず少しずつ“噛む練習”を重ねていくことで、自然に使いこなせるようになります。
大名歯科では、装着後の調整やトレーニングも丁寧にサポートいたします。

入れ歯の“致命傷”は痛みでも破損でもない?

「入れ歯が痛い」「割れた」「外れやすい」などのトラブルはよく知られています。
しかし、実は最も多いトラブルは“紛失”です。

ティッシュやペーパータオルにくるんで置いておくと、
見た目が似ていて本人でも間違えて捨ててしまうケースが多発しています。
特に外出先や食事の席などで紛失する例が多く、再製作に時間と費用がかかることも。
入れ歯を外すときは必ずケースに入れて保管しましょう。

まとめ:歯を守ることは、転倒を防ぐこと

歯を失っても「食べられるから大丈夫」と思うかもしれませんが、
そのまま放置すると体のバランスまで崩れてしまいます。
義歯はただの“噛む道具”ではなく、あなたの体を支える“第二の足”なのです。

大名歯科(三原市)では、噛み合わせと全身バランスの関係を重視した義歯作りを行っています。
違和感の少ない入れ歯、リハビリ指導、紛失防止の工夫など、トータルサポートいたします。
転倒・寝たきり予防のためにも、ぜひ一度ご相談ください。


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