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クリスマスに歯医者が本音で語る“虫歯になる人・ならない人”の決定的な違い

2025年12月25日 大名歯科院長
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クリスマスケーキで虫歯?それ、本気で信じてますか。

安心してください。
本当に昨日と今日だけくらいなら、クリスマスケーキだけで虫歯にはなりません

クリスマスといえば、チキンにケーキ。
この時期は「甘いものを食べてしまった…」「虫歯が心配…」と不安になる方も多いですが、虫歯は一晩や二晩で突然できる病気ではありません。

虫歯は飲食習慣病です。
つまり、問題になるのは「何を食べたか」ではなく、どんな食べ方を続けているかなのです。


「ケーキ=虫歯」は大きな誤解

ケーキが大好きな方、多いですよね。
実は私自身、若い頃にケーキを夕食代わりに一気に6個食べたことが何度もあります。
それでも虫歯にはなっていません。

なぜでしょうか?

理由はシンプルです。
一気に食べて終わらせたから。

虫歯を作る最大の原因は、「ケーキ」そのものではありません。
チョコチョコ、ダラダラ食べるほうが、ずっと危険です。


虫歯になるかどうかを決める“たった一つの基準”

  • 甘いかどうか → 決定打ではありません
  • たくさん食べたか → 量だけでは決まりません
  • 頻繁に食べ飲みしているか → これが本質です

口の中に常に何か入っている状態。
この“飲食回数の多さ”こそが、虫歯を確実に増やします。

これはケーキに限りません。
ナッツでも、クラッカーでも、甘くない飲み物でも、ダラダラ続ければ同じです。


クリスマスは楽しんでOK

だから、クリスマスは安心して楽しんでください。
ケーキもチキンも、食べるなら気持ちよく、まとめて

そして翌日から、いつもの生活に戻すこと。
これが一番の虫歯予防です。

虫歯を怖がってイベントを我慢する必要はありません。
本当に見直すべきなのは、日常の何気ない飲食習慣なのです。


大名歯科からのひとこと

虫歯は「甘いものの罪」ではなく、習慣の積み重ねの結果です。
たった一日を悔やむより、365日のうちの何気ない毎日を見直してみてください。

それが、歯を一生守る近道です。


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