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ガムは万能薬?実は噛みすぎ注意!知らないと怖い“ガム健康リスク”

2025年9月29日 大名歯科院長
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ガムを噛むと唾液がたっぷり分泌されます。この唾液は、虫歯や歯周病の予防だけでなく、風邪やインフルエンザなどの感染症予防にも役立ちます。さらに、噛む動作によって奥歯の溝に入り込んだ食べかすが自然と掃除される効果も期待できます。

例えば、会議前にガムを噛んでいた方が「口がスッキリして集中できた」と感じたり、受験勉強中の学生が「眠気覚ましと気分転換になった」と話すこともあります。ガムには確かに“ちょっとした健康補助アイテム”としての一面があるのです。

しかし、良いことばかりではありません。噛みすぎると逆効果になることも。特に、歯と歯が強く当たるほど力を入れて速く噛んでしまうと、歯や顎に負担がかかり、知覚過敏や顎関節症を招く恐れがあります。実際に「毎日ガムを長時間噛んでいたら、奥歯がしみるようになった」という患者さんの声もあります。

ガムは“甘噛み”で、ほどほどに楽しむことがポイント。健康に役立てつつ、歯や顎を守るバランスを意識しましょう。


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