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飢餓がつくる可能性!“空腹”こそ進化のスイッチだった

2025年10月8日 大名歯科院長
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食欲の秋――。おいしいものが溢れる季節ですが、体の中では“飢餓状態”こそが進化のチャンスを生み出しているかもしれません。

私たちの腸内には、免疫機能に深く関わる大腸菌が住んでいます。ふだん、この大腸菌はブドウ糖しか食べません。ところが、ブドウ糖が不足して“飢餓状態”になると、なんと仕方なく乳糖を食べ始めるそうです。

「仕方なく食べる」――それでもちゃんと生き延びる。まるで、冷蔵庫が空になった夜に、残り物の野菜で創作料理をつくる私たちのようです。

たとえば、

「今日はパンもお菓子もない…仕方なく納豆ごはん。」

でも、それが意外と美味しかった――そんな経験ありませんか?

人も菌も同じ。追い込まれた時にこそ、対応力や新しい可能性が生まれるのです。

空腹とは、単なる「欠乏」ではなく、「潜在能力が開花する前の静けさ」なのかもしれません。


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