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歯科検診はどれくらいの頻度で通うべき?プロが教える“正解”のメンテナンス周期

2025年10月25日 大名歯科院長
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「歯科検診はどのくらいの間隔で行けばいい?」という質問に歯科医が回答。結論は頻度は多いほど良い。定期的な歯科検診とクリーニングは、虫歯・歯周病の予防だけでなく、清潔習慣と健康意識を高め、歯の寿命を延ばします。広島県三原市で予防歯科をお探しの方は大名歯科へ。


結論:検診の頻度は「多いほど良い」

美容院に定期的に通うと髪が整うように、歯もプロのチェック頻度が高いほど良い状態を保ちやすくなります。もし毎日プロが確認できれば理想的ですが、現実的には下記の周期が目安です。

  • 標準的な目安:3か月に1回(年4回)
  • リスクが高い方:1〜2か月に1回(歯周病傾向・喫煙・口呼吸・矯正中・インプラント後など)
  • リスクが低い方:4〜6か月に1回(生活習慣が安定・出血や腫れなし・染め出しスコア良好)

医科の検診と歯科の検診の違い

医科の検診は「病気を見つける」目的が中心。一方、歯科検診とクリーニングは「健康を守る・作る」ための行為です。通うほど口腔内の清潔度が上がり、セルフケアの精度も改善し、結果として治療介入が減ります。

なぜ3か月が基本ラインなのか

  1. バイオフィルム(細菌の膜)は家庭ケアだけでは除去しきれない:歯みがきで残った膜は再び成熟しやすく、約3か月で病原性が増すと言われます。プロの機器による除去でリセットしましょう。
  2. 生活習慣の微修正が進む:飲食回数、甘い飲料、口呼吸、噛みしめ等は少しずつずれます。四半期ごとの面談で元に戻すのが効率的です。
  3. 小さなサインを大きくする前に止められる:出血・腫れ・しみ・噛合トラブルは早期なら非侵襲で対応可能。結果的に時間も費用も節約できます。

受診時に行うこと(大名歯科の予防メニュー例)

  • 歯周基本検査・出血評価・歯石/着色チェック
  • バイオフィルム除去(プロフェッショナルクリーニング)
  • 噛みしめ・歯ぎしり評価とマウスピース相談
  • 飲食回数・口呼吸・ブラッシング圧など習慣の個別アドバイス

費用対効果:治療より「予防」が圧倒的に得

悪化してからの治療は時間・費用・歯質のロスが大きくなります。定期検診は、将来の治療費・通院時間・痛みのリスクを減らすコスパ最高の投資です。


まとめ:あなたに合った「最適頻度」を一緒に設計します

基本は3か月に1回。ただし体質・習慣・仕事環境で最適解は変わります。初回でリスク評価を行い、あなた専用のメンテナンス周期をご提案します。

ご予約・お問い合わせ:
電話:0848-81-2117 / 24時間Web予約:こちら

場所:三原市の予防歯科・大名歯科


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