大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
あなたの噛み方、危険です!歯と顎を壊す「速がみ」の恐怖
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食事中に舌や頬を噛んでしまうと、一気にテンションが下がりますよね。原因は「かみ合わせが悪いから」と思いがちですが、実は違います。本当の原因は、噛むスピードが速すぎること。痛みを感じてもすぐに止まれないほどの速さで噛んでいるため、舌や頬を巻き込んでしまうのです。
また、食後に歯に何かがはさまると気になって仕方がないもの。でも、これは単に歯と歯の間が広がったせいだけではありません。せっかちに噛んでいるせいで、歯が一瞬移動するほどの衝撃を受けているからなのです。ゆっくり噛めば、舌で簡単に取り除けることが多いのに、速がみのせいで余計に詰まりやすくなっているのです。
これは、ストレッチとねん挫の関係と同じ。ストレッチはゆっくり筋を伸ばして気持ちよく体をほぐしますが、急激な力を加えればねん挫になります。顎や歯も同じで、速く噛みすぎると「ねん挫」のようなダメージを受けてしまうのです。大切なのは、リラックスしてゆっくり噛むこと。あなたの歯と顎を守るために、今すぐ「速がみ」をやめましょう!
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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