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味見が寿命を縮める!? 虫歯・肥満・病気を招く“つまみ食い”の恐怖
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料理中の味見や、小腹が空いたときのつまみ食いが、実はあなたの健康を脅かしているかもしれません。
虫歯は、歯のミネラルが失われることで進行します。調味料に含まれるわずかな酸や、料理中に摂取した炭水化物が虫歯菌によって代謝される際に生じる酸でも、歯のミネラルは溶け出してしまいます。しかし、失われたミネラルを補うには、唾液の力による長時間の再石灰化が必要です。頻繁に味見をすることで、この回復のチャンスを奪ってしまうのです。
さらに、味見を含めた頻繁な飲食は、肥満や生活習慣病のリスクも高めます。特に主婦や料理をする人は、調理中につい手が伸びがち。これを防ぐには、手軽に食べられるお菓子や加工食品を家に置かないことが有効です。例えば、冷蔵庫にあるのが生肉や生野菜だけなら、つまみ食いのハードルは自然と上がりますよね。
健康のために、「ちょっとだけ」の味見やつまみ食いを見直してみませんか?
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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