大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
「歯が痛いのは、実は肩のせい?」――知らぬ間にやっている“噛みしめ”の罠
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「肩こりがひどくて…」と悩んでいる人は多いですが、実はその肩こり、歯の痛みにも関係しているかもしれません。
歯痛の原因は虫歯や歯周病だけではありません。意外にも、肩こりが引き金になることがあるのです。肩こりの主な原因は血行不良ですが、実は肩がこっている人の多くが、無意識のうちに「噛みしめ」をしているという共通点があります。歯をぐっと食いしばることで、顎や歯に負担がかかり、歯痛が起こりやすくなるのです。
では、その噛みしめはいつ起きているのでしょうか?「重いものを持ったとき」「力仕事のとき」などを想像するかもしれませんが、それはほんの一瞬のこと。実は、もっと厄介なのは、長時間にわたって気づかぬうちに続いている噛みしめです。
たとえば、デスクワークで同じ姿勢を長時間続けていたり、締切に追われてストレスがかかっているとき。そんなときこそ、無意識に歯を噛みしめてしまっているのです。
肩こりがある人は、肩を揉むのもよいですが、実はゆっくりと動かし続けることが一番効果的です。そして、口元の力もそっと抜いてあげましょう。リラックスした表情が、肩にも歯にもやさしいのです。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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